中原区・武藏小杉の眼科なら「飯野眼科」|神奈川県川崎市中原区小杉町3-432 icoco201

診療内容のご案内
加齢黄斑変性

 

加齢黄斑変性は、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。加齢黄斑変性は一般には馴染みの薄い病名かもしれませんが、欧米では成人の失明原因の第1位で珍しくない病気です。日本では比較的少ないと考えられていましたが、人口の高齢化と生活の欧米化により近年著しく増加しており、失明原因の第4位となっています。50歳以上の人の約1%にみられ、高齢になるほど多くみられます。年齢を重ねるとともに網膜色素上皮の下に老廃物が蓄積してきて、黄斑部が障害される病気です。

 

症状:

変視症、視力低下、中心暗点、色覚異常

 

検査:

視力、OCT-A造影検査、(optical coherence tomography : OCTーR)

 

治療:

1)萎縮型:現在のところ治療方法はありません。

2)滲出型の加齢黄斑変性:脈絡膜新生血管の拡大を抑え退縮させ、視力を維持あるいは改善することです。視力が良くなることもありますが、視力が正常になることはほとんどありません。1)薬物治療2)光線力学的療法(photodynamic therapy:PDT)

 

予防:

1)禁煙2)サプリメント3)食事

緑黄色野菜はサプリメントと同様に加齢黄斑変性の発症を抑制。肉中心の食事より、魚中心の食事。

 

 

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