中原区・武藏小杉の眼科なら「飯野眼科」|神奈川県川崎市中原区小杉町3-432 icoco201

診療内容のご案内
弱視

 

原因:

1)網膜に光を通しにくい(形態覚遮断弱視)

生まれつきまぶたがさがっている(眼瞼下垂)、黒目の部分が濁っている(角膜混濁、白内障)などの病気があって網膜に刺激が十分に入らないと視力が発達しません。しっかり視覚刺激を受け取るには、原因を取り除く手術が必要なこともあります。

 

2)片方の目の位置がずれている(斜視弱視)

物を見ようとするときに片目は正面を向いていても、もう一方の目が違う方向を向いてしまっている状態のことを斜視といいます。片目の視線がずれている場合、その目が使われないと視力が発達しません。

 

3)網膜にきちんとピントが合わない(屈折異常弱視)

両目に強い遠視や乱視があると網膜にきちんとピントが合いません。このような状態で過ごしていると、視力が発達しません。

 

4)右眼と左眼の屈折度数(近視、遠視や乱視などの屈折異常の程度)に大きな差がある(不同視弱視)右眼と左眼の屈折度数の差が大きいと、屈折度数の大きいほうの目にきちんとピントが合わず、その目が使われないために視力が発達しません。

 

治療:

眼鏡装用:視力異常がある場合は、眼鏡をかけて網膜の中心窩に焦点を合わせて鮮明な像が結ばれる状態にして、視力の発達を促すことが大切です。

遮閉訓練:眼鏡をかけるだけで視力が良くならない場合(アイパッチ®)を付け、視力の悪いほうの目でしっかり見るように促す訓練です。

手術必要な場合は、大学病院小児眼科外来に紹介します。(順天堂大学病院・帝京大学病院他)

 

 

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