中原区・武藏小杉の眼科なら「飯野眼科」|神奈川県川崎市中原区小杉町3-432 icoco201

診療内容のご案内
眼精疲労

 

原因:

眼の病気

 

ドライアイ:

涙の分泌が少なかったり、涙の成分バランスが変化あると目の表面が乾き、傷つつきやすくなり、感染起こしやすくなります。エアコンの風に直接あたり続けることによって目が乾燥しドライアイの症状が起こし眼精疲労を起こすことがあります。

 

緑内障:

眼圧の閾値が高いため、視神経と網膜の神経線維が障害され、涙の流れが悪くなり、視野障害を起こし、失明することもあります。

 

白内障:

カメラに相当するレンズの濁りをきたす疾患。濁り具合により羞明や視力障害を起こし、眼精疲労起こすことがあります。

 

眼瞼下垂:

加齢的に起こる場合とコンタクトレンズの長期装用で起こる場合があります。視界が狭くなり、物が見えにくくなるため、無意識のうちにまぶたを開こうとして力がはいってしまったり、上目遣いになったりする負担から眼精疲労を起こすことがあります。

 

屈折異常:

左右の視力が大きく異なっている場合には眼鏡の矯正では左右の像の大きさが異なってしまうことがあり、これによっても眼精疲労が起こすことがあります。合っていないメガネやコンタクトレンズ使用で起こる場合があります。

 

体の病気:

風邪やインフルエンザ、虫歯などの一時的な病気、高血圧や糖尿病、副鼻腔炎や歯周病といった慢性的な病気、更年期障害などから頭痛や目の奥の痛みが発生し、眼精疲労につながることがあります。

 

環境要因:

スマートフォンやタブレットなどを見続けることによって、VDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群と呼ばれる症状をおこす人が増えてきています。
適切な休憩などをとらないと眼精疲労をおこすことがあります。

 

心因性:

現代は対人関係などが複雑化し、精神的なストレスを抱え込みやすい時代になっています。過度にストレスをうけると、心の鬱屈から筋肉がこわばってしまったり、血流に影響がでたりすることもあります。こうした症状からも眼精疲労を起こすことがあります。

 

治療:

眼鏡が合わない場合は作り直したり、目の病気が発見されれば治療したりします。眼精疲労に特効薬はありませんが、目の緊張とる点眼薬やビタミン剤の配合された点眼薬や内服薬が有効である場合があります

 

対策:

パソコンやスマートフォンを使用する機会の多い人は、適度な休息を取りながら行うことが非常に大切です。ストレスを減らす工夫として入浴してリラックス、ランニングや体操など体を動かすことにより鬱積を解消し、週ごとにリセットすることなどが有効です。 規則正しい睡眠をとること、バランスのとれた食事やめりはりのある生活を送ることが大切です。また、部屋全体の照明と手元に影が出ないように手元の照明の配置や、パソコンやスマートフォンを使用するときに適度の休憩に配慮することなど、生活環境を整えることで眼精疲労を軽減していくことは可能です。エアコンや送風機などの風が直接目にあたる場合は、席の移動で対応しましょう。席の移動が難しいオフィスなどでは、直接風が顔にあたらないよう、ゴーグルやついたてをデスクにたてるのも有効な手段となります。姿勢が正しくなるよう椅子の高さや背もたれの調整することも大切です。その際クッションなどを挟み調整するのも有効です。 ディスプレイは高い位置ではなく、少し見下ろす程度の高さに設置し、ディスプレイやパソコンなどの設定でコントラストや輝度を下げるなど目に優しいモードにします。またOSやアプリなどソフトウェアを目に優しいダークモードに設定することでも目の負担が大きくかわります。ディスプレイに室内照明があたって見えにくくなっているケースもありますので、その場合はディスプレイの方向を変えてみましょう。少し角度をかえるだけで照明による乱反射が低減されます。 また日常生活においては、意識的にまばたきを増す、目の視線を変える体操をするなどで目の潤いを保ち、緊張をゆるめることも大切です。ただ、現実に症状がおこっており、目や心身に大きな負担がかかってしまっているときには、お気軽にご相談ください

 

 

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